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大連交通大学(旅順)

現地調査日:2008/06/10
最終更新日:2008/06/13



6.コメント

以下、06/09/22執筆
●06年05月にスタートしたばかりの、主に定年退職した日本人を対象とした中国語学校。

●大連交通大学の信息工程学院(学院は日本語の学部の意味)が運営している同大学の一部門で、責任者は同学院の副院長。同学院には中国で唯一の社会福祉学科があり、その関係から定年退職者向けの学校を運営することになった。

●そもそも大連は日本の仙台と気候がほぼ同じで、夏の避暑地としても知られている。また近年では東北3省から定年後の生活の場として移住してくる老人夫婦が激増している。

●また日本との交流も歴史が長く、今では3,000社近い日本企業が進出している。このため、大連交通大学でも卒業後、日系企業に就職する学生が多く、その準備のために日本語を勉強している者も少なくない。 この学校がカリキュラムの中に、中国人学生との交流を組み込んでいるのは、彼らの日本語会話力のアップと、社会人としての豊富な経験を吸収させる狙いもあってのことである。

●この学校はいわゆる中国語を勉強するための留学先ではない。定年退職者がバリバリとHSK8級を目指して勉強するカリキュラムではない。年は取ったが新しいことにチャレンジしてみたい、海外で生活してみたい、一度中国に住んでみたかった、といったシルバー世代に向けて、生活の基盤となる場を提供する学校である。

●したがってカリキュラム自体も学科ものよりも趣味的なものが多く、授業自体、体調が悪いときなどは出なくてもよい。

●定年後やっと自由な時間を確保し、さてこれからやりたいことをやるぞという、活力あるシルバー世代にはうってつけの学校である。大連は中国の中でも日本人にとって生活しやすい街である。住居費、食費も含めて月8万円からというのも格安である。

以下、08/06/13加筆
●洋室の留学生寮が更に増設された。学費、食費等も含んだ料金は、1DKタイプが1週間51,000円、1ヵ月107,000円、2DKタイプが1週間69,000円、1ヵ月165,000円。バスタブも設けられる予定。まだ準備中なので、事前の確認が必要。


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